2018年12月16日 日本学術振興会「国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」支援のもと、HiHAメンバーである久米一規博士がフランシス・クリック研究所のポールナース博士のグループとの共同研究のため、ロンドンに向けて発ちました。
2018年12月16日 日本学術振興会「国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」支援のもと、HiHAメンバーである久米一規博士がフランシス・クリック研究所のポールナース博士のグループとの共同研究のため、ロンドンに向けて発ちました。
オレゴン州コーバリスの風景
Yosi Nindita
2018年の6月より、日本学術振興会「国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」支援のもと、オレゴン州立大学(以下OSU)のTaifo Mahmud博士の研究室で客員研究員を務めています。私の現在の研究は、土壌細菌Streptomycesから本来眠っている二次代謝産物の検出方法の開発を試みています。私がオレゴン州コーバリスに来たのは2018年6月。当時気温は35℃もありましたが、日本の夏よりずっと過ごしやすいように感じました。
そんなコーバリスは“ツリーシティ”として知られており、約45の公立公園があります。キャンパス内は一面緑のカーペットに覆われているように自然がいっぱいで、さまざまな樹木や花を楽しむことができます。秋になると、街全体が紅葉でさらにこの景色が美しくなります。
人口僅か54,000人の小さな学園都市ではありますが、ここに住む人々は親切で、自然を大切にしています。都市部では春から秋にかけて、週2回ファーマーズマーケットが開催され、このマーケットでは有機野菜や果物、手作りの食品まで販売されていました。
オレゴン州最大の規模であるOSUは1868年に設立され、今年150周年を迎えました。現在約32,000人の学生が在学中であり、研究大学として高度な方法と技術を備えています。
OSUには多くの有名な卒業生がいますが、最も有名なのはライナス・カール・ポーリング氏です。彼はノーベル化学賞(1954年)とノーベル平和賞(1962年)を受賞し、単独でノーベル賞を複数回受賞した唯一の人物です。1973年にライナス・ポーリング科学医学研究所を2人の研究者と設立。1996年この研究所はコーバリスに移転し、OSUの一機関となりました。ポーリングの家族は、彼の没後、彼の持ち物、机、掲示板、ノート、そして2つのノーベル賞のメダルをもOSUへ寄贈しています。(残念ながら私がOSUのバレー図書館、ライナス・ポーリングオフィスを訪れた際には、ノーベル賞のレプリカの展示しかありませんでした)
私はOSUにて研究できる機会をいただけたことに、大変感謝しています。私の研究についての報告もありますので、次回の記事でそのお話ができれば、と思っています。
下記の通り、第35回HiHAセミナーを開催いたしました。
第35回HiHA セミナー
日時:12月14日(金) 17:00−18:00
講師:Tomas Pluskal 博士
所属:マサチューセッツ工科大学ホワイトヘッド研究所Jing-Ke Weng研究室 博士研究員
タイトル:マルチオミックスを用いた植物の生物資源探査と生合成経路発見
A multiomics approach to bioprospecting and biosynthetic pathway discovery in plants
場所:先端科学総合研究棟 3F 302S会議室
共催:次世代を救う広大発Green Revolutionを創出する植物研究拠点
世話人:上野 勝
※本セミナーは5研究科共同セミナーです。
2018年10月6日。HiHAメンバーである水沼正樹准教授が、ハーバード大学のKeith Blackwell博士を訪問し、国際共同研究に関する打ち合わせを行いました。Blackwell博士の研究室には、JSPS『頭脳循環プログラム』およびHiHAの支援のもと、小川貴史研究員が派遣されています。小川博士とは、研究の進捗状況について議論しました。
また、同じプログラムで派遣中の藤村孝志研究員にも会ってきました。さらに、NY州にあるコールドスプリングハーバーで開催された『Mechanisms of aging』に参加し、最新の老化研究の動向を把握し、当該研究の研究者との交流を行ってきました。Blackwell博士とも学会での議論を踏まえ、今後の国際共同研究の方向性について確認しました。
10月10日(水)、第10回HiHA国際ワークショップを開催いたしました。
下記の通り、第33回HiHAセミナーを開催いたしました。
【第33回 HiHA Seminar】
講演者:Ahmed T. Ayoub
(Assistant Professor, Department of Medicinal Chemistry, Heliopolis University, Egypt)
タイトル:Antitumor action of lankacidin: from serendipitous discovery to computational design
日時:平成30年10月5日(金)15:00-16:00
場所:先端科学総合研究棟 3F302S会議室
世話人:荒川 賢治/Kenji Arakawa
ボストンの冬と自然
特任助教 藤村孝志
2018年の2月より日本学術振興会「国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」による派遣研究者として、ボストンに位置しハーバード大学医学部の関連医療機関であります「ボストン子供病院」の大吉道子博士の研究室で、炎症制御と健康寿命延長に関する研究を行っております。
昨年から今年にかけてのボストンは大寒波の襲来でかなりの寒さと聞いていましたが、私がボストンに到着した時には幸い晴れた日が続いており、「ボストンの寒さも大したことないな、(広大の位置する)西条と同じ位?」と思っておりました。しかしながら、その2週間後に再びブリザードが襲来し、そのあまりの積雪量と吹雪の為、職場から家に歩いて帰る途中で本気で遭難するかと思いました。 やはり雪が降った時の寒さと積雪量は西条の比ではありません。
一方で夏はやはり暑く(湿度は日本に比べると低いのが幸いですが…)緯度が高いせいか日差し(紫外線?)は強く感じられます。ボストンの夏は冬とはうって変わり、街路や庭が花々で彩られます。
更に、道を歩いていて七面鳥や野リス、野ウサギ、雁に遭遇することもあり、私の通勤路周辺は自然にあふれています。
物価の高いのが難点ですが、冬を除けば生活・研究するのには絶好の場所と思います。
今回は、ボストンの気候について紹介しました。次回は研究生活について紹介したいと思います。