2023/7/3 第79回HiHA Seminarを開催致します

第79回HiHA Seminar

演題:細胞性免疫に着目した肝細胞期マラリアワクチン開発研究
演者:水上 修作 准教授/主任研究者
   長崎大学 熱帯医学研究所 
   シオノギグローバル感染症連携部門 免疫病態制御学分野
日時:令和5年 7月 3日(月) 14:00-15:00
会場:広島大学先端科学総合研究棟 302S 会議室
世話人:荒川 賢治 准教授(統合生命科学研究科生物工学プログラム)

長崎大学熱帯医学研究所の水上修作先生をお迎えしてHiHAセミナーを開催いたします。
マラリアは3大感染症のひとつに数えられる熱性疾患であり、マラリア原虫により引き起こされます。これまで多くのマラリアワクチン開発研究が行われてきたにもかかわらず、第3相までの臨床試験を終えてWHOから事前承認を得られたものは、中等度の効果を示すRTS,Sただひとつにとどまっています。演者らは、mRNA封入脂質ナノ粒子(mRNA-LNP)を用いて、肝内TRMと肝細胞期マラリアに対する防御の誘導を試みられており、本セミナーでは、マラリアについて簡単なレビューを行うとともに、研究室で実施中のワクチン開発研究を紹介してくださる予定です。

本講演はプログラム共同セミナーとして開催されます。多数のご来聴をお待ち申し上げております。なお、本セミナーの発表は、日本語で行います。スライドは英語表記を基本として一部は日本語との併記といたします。